日系人の半生に感じる

橋田壽賀子さん原作の5夜連続ドラマを家族で楽しみました。

かつて、わたしの祖母の姉がブラジルへ移民して兄弟がその後一度も逢うこともできなかったという祖母からの話は覚えています。

TBSドラマ「99年の愛」は戦前の移民先がアメリカだった日系人家族の苦労ドラマでしたが、素晴らしい内容の作品でした。

現在の日本人に偏見を正す意味で、戦前戦後を通じて日系アメリカ人の立場から捉えたドラマのようでしたが、日米両国の歴史を乗り越えた現在までの関係維持についてあらためて再認識させられました。

集大成の最終版は一番見応えのある感慨深い内容で、素晴らしい眠りに着けた日曜の一夜でした。