現代版「おしん」が必要
昨日帰宅すると、橋田壽賀子さん原作の「渡る世間には・・・」の再放送を真面目に観ている家内の幸せそうな顔をあった。
先日は二人で遠出してある大役をこなしてきたが、今はホッとした気分になったのだろう。
渡る世間にも鬼ばかりではなく、福に出会うことも多いと思ったほうがいい。
新聞のコラムに、嫁と姑の問題で悩んでいる人の相談があったが、いつの世になっても不変の事象である。
回答者も昔の辛い思い出をマイナスとして捉えず、よい経験だったとプラス思考に捉えるようアドバイスをしていた。
わたし自身も貧乏性がいまだに抜けないが、文面で橋田さんも贅沢は好まれないように感じられた。
都会の日常で消え失せつつある情緒感を橋田さんの筆で問題提起して伝えてほしいと思う。