仏の導き?

今回の亡き母の納骨への旅は、不思議なうちに仏に導かれたような気がします。
 
当初は、飯塚市にある本家の納骨堂へ納めるべく段取りが進んでいましたが、私自身が本家との付き合いも全くなかったので、今後の管理のことも考えて思いが躊躇しておりました。
 
先行き、関係も薄い本家のお寺より母が長く住み慣れた太宰府市にゆかりのありのお寺の方が、きっとあの世でも満足してくれるのではないかという思いに最終的に至りお寺のご住職と交渉してみました。
 
二転三転と納骨をどうするかで今日まで熟慮してきましたので、たまたま葬儀でお世話になったお寺にお骨をお預けすることが可能となりホッと胸をなで下ろしました。
 
 
本当に急な変更で慌ただしい週末でしたが、日曜日で法要の予定が立て込んでいる中にも拘わらず、併せて四十九日の法要までご住職の快諾を得てすべてを執り行う運びになりました。
 
さっそく当日、お寺を訪ねてお骨預かりの書類手続きをしている最中に、ちょっと納骨堂について相談してみたところ納骨堂まで見学させてもらい、非常に気に入って最終的には納骨堂を契約することに至りました。
 
事の真相は定かではありませんが、実はお寺のお話によると半年前に母が葬儀屋さんのご紹介で突然こちらのお寺を訪ねて、ここで供養してほしいと言ったとのことです。
 
亡くなる半年前までは、まだ太宰府市内のグループホームに入居していましたので、最後は母が念願だったマイホーム(納骨堂)を一カ所買ってあげることにもなって、仏にこの納骨堂へ導かれたような気持ちです。
 
これで当面は安心して暮らせるようです。