人生、また愉しからずや?!

何度もくどい話になりますが、このたびの母の旅立ちに際して、わたしの(母方の)親戚に当たる或る方へ御礼の電話を入れることになりました。
 
最初はこれまで一度もお付き合いをしていない方なので住所も電話番号も知らず、ご親戚の方に聞いてから連絡したのであります。
 
ところが驚いたことに、かれこれ50年前にわたしが小学校低学年のときに、ご主人が御結婚されたときの新郎時代に母に連れられたわたしに会ったことがあると申され、その記憶力に恐縮してしまいました。
 
ご主人のご年齢は80才前後だと思いますが、これを機会によろしくと電話口で話されたときに、また新たな人生の大先輩にお会いできるきっかけができたと嬉しい気持ちになりました。 
 
昔母から聞いた話の記憶では、4人姉妹の中で三女のこのご主人の奥さんである妹さんが一番玉の輿に乗って裕福に暮らしているという噂を耳にしたことがありました。
 
4人姉妹も各人各様の人生を歩まれたようですが、長女のわたしの母が一番波瀾万丈の人生を送ったようなので兄弟姉妹は母に同情心があったようですが、それがプライドとして大嫌いな母でした。
 
どんな兄弟姉妹でも最後は注目してもらえるところが、人生の楽しみではないでしょうか。