老人介護の現場は発展途上

今から20数年前、私の祖母を地方の特養老人ホームに入所させたことがあった。
 
当時は祖母の兄弟も生存していたので、都会に住む私にとって親戚の存在は入所手続きなどで大いに助けられた。
 
また遠方ゆえ自宅での介護が不可能なだけに、介護施設の対応には大変な有り難さを感じた。
 
さらに四年前から、今度は母親が施設のお世話になることになった。
 
いわゆるケアハウスだったり、グループホームという施設の利用である。
 
しかし未だに行政と介護の現場に、福祉の主体者である利用者がなおざりにされている面を感じている。
 
まだ介護福祉の現状は、上からの達しばかりで横連携がなされていない気がする。