大相撲の変遷

今は昔、幼少時に横綱大鵬関がとても好きだったことがある。
 
当時は大鵬関でさえもロシア人の血が混じっていると嫌っている相撲ファンが多かった。
 
私自身は子どもの頃から現在に至るまで、大鵬氏に対する肩入れの姿勢は変わらない。
 
久しぶりにNHKの相撲中継を観戦したが、外人力士の多さにあらためて驚いた。
 
双葉山に次ぐ、史上二位の56連勝を突っ走る力士の横綱白鵬関もモンゴル人で、大相撲の上位陣のほとんどが外人力士である。
 
誰が規制を緩和して日本の伝統スポーツである大相撲界を世界にオープンにしたのだろうか。
 
日本の力士も情けない気がするが、柔道のように相撲も国際的に普及したら面白いし、きっと日本文化の理解と国際親善につながると思う。