インターンシップで意欲を高める

大学生のインターンシップが、やや積極的になってきたのだろうか。
 
近年、勉強しない学生が増えてきたと言われ続けてきたが、この就職難で大学側も学生の意識も変わりつつあるようだ。
 
小学、中学と塾通いで勉強ばかりさせられて、大学へ入学したらやっと自由に遊べると安心しきって、本業の勉学に打ち込んでこなかった学生が多かった。
 
社会人になると学生時代とのギャップで、厳しさについて行けずに、我慢しないで途中で諦める若者が増えてきているようである。
 
本来は親の教育に問題があるのだが、親世代の未成熟さが子どもの精神的成長やものの考え方に格差を生んでいるのが今の社会の現状である。
 
社会全体で若者を厳しく育てていこうという、活力ある意志がなければ日本の将来はないだろう。