アントン・ヘーシンクという人
東京オリンピックの柔道無差別級試合で、日の丸を背負った神永選手が敗れて全国民が茫然自失となったからである。
私自身まだやんちゃな小学生だったが、家にテレビがなかったので四キロ離れた小学校でテレビ観戦した。
無差別級と言っても、大男の外国人と小さい日本人であまりに体格の差があり過ぎて、あっさり勝負がついて子どもながら悔しかった思い出がある。
その金メダルを取った強敵ヘーシンクが後に日本のプロレス界にデビューしたのでスポーツ界でも大変な人気だった。
その後IOCの委員だったのも、ひときわ大柄な体だったので記憶に新しい。
ご冥福をお祈りしたい。