円高がもたらす当面の課題

今、世界経済の二番底を懸念する予想がエコノミストの間で存在している。
 
最大の懸念要因は中国経済の先行きだろう。
 
米国は失業率も高止まりしており、今ひとつ鉱工業生産指数も芳しくない。 
 
ヨーロッパは金融不安の払拭で精一杯で、消費も弱い。
 
日本は円高で国内輸出に抑制感があり、国内製造業への影響も大きい。
 
動きとしては、国内でのものづくりを益々空洞化させるような懸念がある。
 
このような時ほど政治がリーダーシップをとり、産業界を元気づけしなければならないと思う。