チャイルドドクター

昨日、BSハイビジョン放送で「チャイルドドクター」と称して、アフリカのケニアで医療支援を行っているボランティアの方と、慶大湘南キャンパス(SFC)に集まった人たちとの、衛星中継放送による対話がなされていた。

ケニアに乗り込んで10年、やっと宮田という1人が始めた日本人によるボランティア活動がケニアのスラム街に生活している人たちにも浸透してきたようである。

まだまだ道半ばで、医療支援を待っている子どもたちの数に対して支援者の数が圧倒的に足りないのが現実のようである。

対話は、SFCに集まった人たちに、支援者をどうやって増やしたらよいか、何かいいアイデアなり提案がないかという内容であった。

なかでもアフリカで活動している宮田さんも頷いていたのは、大学内に学生がボランティアで事務局をつくり、他の大学にも広めていきたいというグループとネットにばかり頼るのではなく、アナログで親しい人に手紙で広めていくというグループな発表だった。

観ていた私も同感した。

支援者を募ろうと思うならば、現地の状況を実際に肌で感じとって、持続性のある心を持たなければ現実的に行動と結果へ結びつかないだろう。