最近の結婚観に一言

先日、新聞のコラムに結婚をためらっている男女の結婚観が紹介されていた。
 
男性は「結婚資金がない、結婚後の生活資金がない」であったが、女性は「今の自由な生活を手放したくない」とあった。
 
それを見て、どちらも私には言い訳のように感じられた。私自身、結婚当時にお金がなく、周囲が数百万円の費用を掛けて一流ホテルで式を挙げている時代に、僅か三万円をある教会に御礼として納めたのみの結婚式費用だった。
 
だから、結婚資金など貯めてから夫婦としてお互いに身を固めようと企てること事態が間違いであり、思い立ったら吉日で決断すべきであると思う。
 
ましてや、結婚式のために多額のお金を使う必要など全くないのである。さらに結婚後の生活資金は、結婚を決めてから双方で真剣に練ればよい。
 
自由を手放したくなければ、結婚しても自由が得られるようにお互いによく事前に話し合い、決めごとに対して協力し合って生活すればよい。
 
子どもをつくるか、つくらないか、お互いに結婚生活を設計して、目標のきちんと定めて行動していけばよいのである。
 
最近の人には、あまり真面目に先ばかりを考え過ぎるような印象を感じる。
 
だからタイミングを逃してしまうのだろう。
 
結婚には「失敗を怖れない」の精神でぶつかってもいいのではないかと思う。