早期の刑法改正を望む

やっと最近、殺人罪への時効適用をやめる機運が出てきた。

「疑わしきは被告人の利益に」という刑法理念が被害者より加害者の更生に性善説らしき比重の重きを置いたのだろうと解する。

しかし現実として凶悪犯罪は後を絶たないし、未解決で迷宮入りする犯罪も無きにしも非ずである。

犯罪の多いアメリカでも殺人事件に時効はないのだから、早急に法改正を促して欲しいもので法律に手をつけるのが遅すぎる感がある。

時が経てば犯罪は周囲から忘れ去られていくが、被害者にとっては怨みは薄らいでも一生忘れることは出来ないのである。

残虐な事件の被害者の立場に比重を重く置くべきだと思う。

真っ当な刑法改正を強く望む。