人間は欲望の塊だが、それが真っ直ぐ正しい方向へ働いて人のためになるのであれば問題ない。
幕末時における西郷隆盛も坂本龍馬も岩崎弥太郎も、幼少の頃は質素な生活を送ったが野心は人の何倍もあった。
しかし彼等はこの国の為や人のために危険を伴っても命を賭けて尽力した人物である。
人の上に立つ人は私利私欲に走る人ではいけない。
近年の日本国が弱っておかしくなってきたのも、学業成績ばかりが良くて人の言に耳を傾けない唯我独尊の人が国を司って来たからではないだろうか。
実直で前向きの謙虚な変革姿勢があれば人としての誠実性は自然に受け入れられるのである。
どんなに経済的に裕福でも裕福でなくても同じ人間には変わりがない。