今日１２月８日は、今から６８年前に太平洋戦争の口火を切った日本海開戦で、日本海軍が真珠湾攻撃の先制攻撃で勝利した日でもある。しかし、それが発端となり収拾が着かない日米戦争に突入するのである。戦後世代が大多数を占める現代社会の中でも、私たちは歴史を振り返り真摯に学び続けることが大事だと思う。３１０万人の犠牲者を生んだ太平洋戦争は一部の戦争現場をあまり知らない指導者の誤った判断に拠るものであったと言われている。常に指導者たるリーダーは、一線で戦ってきた経験者の言に耳を傾けて、周囲の意見をよく聞き、冷静な判断を下さなければならない。企業社会も同じような気がする。
