車が無ければという時代ではない

近年、日本の人口は変わらないのだが車が売れないそうである。

時代の変遷と価値観の変化は消費動向も変わることを想像しなければ

ならないのだが。

都会のように交通が整備されていて、交通の足として必要性が無けれ

ば需要は減少しても増え続けることはない。

地方では交通の足として車が必要なので台数はそれほど減らないが、

軽自動車が大半で十分だということも訪れると事情が理解できる。

今でも都会では車が多すぎて、利用時には渋滞に巻き込まれることが

普通であるにも関わらず、車持ちの家庭は非常に多い。

今の若者の価値観の方が先進的ではないかと私は思う。

私自身も近く車を手放す予定だが、週末にほとんど遠乗りもしないの

で有れば便利だがどうしてもという必要性はほとんど感じない。

私のような人が増えると車も売れないし景気にも影響するだろうが、

もっと違ったところにお金を消費したほうが心の満足にもつながるか

も知れないと思う。

国が豊かになり成熟社会になると、車よりもという消費も移り変わる

ことを理解しなければならない。