ある介護福祉施設長の話

個人的な理由で介護福祉施設を時々訪れているが、現場の実態を聞いて、日々如何にご苦労されているか少しわかるようになった。

ある介護施設長から直に聞いた話だが、介護職員を募集して1日研修を受けて採用しているが、三日坊主で辞めてしまう若者が多いとのことである。

今の若者は失業しても給付を受けられるので、敢えて我慢して働こうとしない人が多いとのことであった。

又、失業給付の在り方にも問題があり、働かなければ食べられない社会環境が必要だと言っておられた。

たまたま会話していたら、その方は以前は市役所の福祉課に勤務されていたようだ。

まさしく役人からの天下りの方だと判明したのだが、話の筋としては理解できる部分はあった。

私の意見だが、国はもっと政治が介護や育児や教育の現場に足を踏み入れて、公的な支援に力を入れ、夢のある人的環境づくりをするべきである。