親のサイフに頼らせてはいけない

不景気による資産デフレで今、親の世代にも資金的余裕が無くなりつつある。

子は親のスネをかじりたがるが、高校を出たならば大学くらいは自力で卒業するくらいの馬力と気概を、親は子どもに対して自立心を育んでやらなければならない。

本来、親の資産は親が自由に使途を考えるべきものだが、親が子に資産を与え過ぎるために子の自立心まで奪ってしまうおそれがある。

子が逞しく育つためには、時には子に対して寒風にさらして突き放すことも親として必要な姿勢だと思うのである。

精神的に弱い子は、家庭で小さいときに厳しく鍛えられ、叱られて育っていないように感じる。

親が普通であれば子を決して見捨てることはないので、厳しく育て上げた親の気持ちも子はいずれ理解するようになるだろう。

もっと親自身がしっかりしないと子の世代である将来の日本は大変である。