小沢党首の防衛発言が論議を生んでいるが、意義はこうだと思う。
米国への自国防衛依存を、戦後60年を経てかつての東西冷戦も終結したので、暫定的に米国の空軍力を削減し日本が独自でそれに代わる国防力を備えるべきだとの意見だと解釈している。
公海上の第七艦隊を残すという意見も、有事の際は空母から戦闘機も飛べる可能性も示唆しているのだと思う。
日本もそろそろ、米国から日本本土を守られるという不確かな依存心から脱却すべきではないだろうか。
日本の国会における与野党の論戦は、国民が聞いても双方の挙げ足取りばかりで発展性がなく、誠に残念である。