本末転倒

大津市の事件を契機に連日、いじめ問題が問い質されています。昨日、ニュースで知ったことですが、いじめに遭った生徒を転校させて、いじめた本人たちを学校に残すなどということは、全く学校側の教育上の措置が本末転倒だと思います。

この際、全国の教育委員会でルールを作り、いじめた本人たちは転校させるようにすべきです。タバコの火を当てられて苦しんでいる生徒を最優先で保護するのが当然で、傷害罪にも当たる行為なら警察に対応を任せるべきです。すべて厳格なルールを設けて実施しないと、全国的に蔓延しているいじめ問題は無くならないと思います。

もうひとつ、メディアにだけ公開された原発事故当時の東電本社内の模様で、水素爆発が起きて非常事態であるにもかかわらず、経営幹部陣が疲れたので帰宅するというのも本末転倒だと思います。現地で日夜作業に追われている職員のことを思わず、自分たちだけそそくさと自宅に引き揚げることは、責任上、許されないということです。