鶏口(けいこう)となるとも牛後(ぎゅうご)となるなかれ

随分前に聞いた話であるが、米国の学生は就職先において目指す先は、①中小企業②大企業③官公庁の順であるが、日本の学生は就職先を選ぶ場合、まず安定志向が強く、①官公庁②大企業③中小企業の順に、高度成長下の就職志望は何らかの知名度にあこがれて企業を選択していたようである。


確かに親心として子どもの進路はとても心配になるが、時代の変化に敏感な現代の若者は次第に米国学生の志向へ一部の若者は転換しつつあるような印象もあるし、日本周辺の海外を語学力を利用して行ったり来たりするチャレンジ精神を是非とも身につけてほしいと期待している。


タイトルは、日本の大学のエリート生の皆が皆、大企業にばかり目を向けず、もっとこれから伸びるであろう中小企業のドアを自信を持って叩いて、自らが会社を引っ張るような意気込みを発揮してほしいと言うことである。出来上がった大企業の中で生涯埋もれるよりも、長い目でみて中小企業の先頭を自らの力で走るくらいの大きな夢を持ってほしいと思う。