てんでんばらばら

自動車の部品は約３万点以上あるらしい。一つひとつの部品が大事な役割をしているので、当たり前の話だが、ひとつでも欠けたら動かないだろうし、完成車として市場で販売できない。ここは政治の話であるが、民主党内の政調合同会議なるものが昨日１９日開催されたが、修正案の了承どころか、意見もまとまらず党内分裂含みの状態だったようである。

なぜ、この党は議員間の足並みが揃わないのであろうか。国民の期待を背負って政権に就いたが、右往左往の舵取りを続けてきた印象である。過去の自民党政治や閣僚の姿勢などと比較すれば、民主党政権になって国民目線で一生懸命に働いている閣僚や政治家も一部には見られるが、党内で議論しても物事を決められない政党のようである。

小学生レベルの話になるが、党内の議員が言いたい事を一方的にいうだけでは意見は集約されない。最近の民主党内は「てんでんばらばら」の様相がしてならない。国民の政治に対する信頼感の回復のためにも、一刀両断の裁きを野田首相にはお願いしたい。