日本は外交上手にならなければ、

重慶帰りの方と半年以上ぶりにお会いした。
 
尖閣諸島事件勃発で日中間で騒いでいる時期には、重慶市内でも千人の反日デモ行進が行われたようである。
 
当時は駐在日本人にも夜間外出を控えるよう日本領事館から指示が出ていたらしい。
 
しかし3200万人の中での千人なので、影響は皆無だったとのことである。
 
大騒ぎをしたのは、マスコミが大々的報じて世論を炊き立てた日本人だったようである。
 
中国は経済力や軍事力にも勢いがある一方、日本の国力は弱まるばかりという感じがする。
 
唯一日本の救いになったのは、クリントン国務長官日米安保の枠内発言である。
 
いまだに日中の外交は単独では進まないように思われる。
 
日本人の内向き思考は、近年の政治家自身にも言えるような気がする。