北朝鮮砲撃は対岸の火事ではない

今回の北朝鮮の砲撃は、日中の尖閣問題への対応がこじれたら最悪両国間での軍事衝突にも発展しかねないと考えた方がいい。
 
オバマ政権だから由としても、鷹派が取り巻くブッシュ政権だったら今回の砲撃事件にどう対処しただろう?
 
国連安保理も開催されたが、経済不調なアメリカは軍事特需として、報復攻撃の増強を仕掛けることも考えられる。 
 
朝鮮半島の南北講和は、このような摩擦が契機となって周囲の援助が滞り、北朝鮮も国内混乱で逆に少し前進するかも知れない。
 
北朝鮮の行動は予測のつかない、かつてのフセイン政権のように始末に負えない困った悪ガキのような国である。
 
外交問題は、話し合いの継続と積み重ねしか解決方法はない。