余談

最近のトップニュースとして、小沢一郎議員に検察審査会が起訴相当の判断を下したニュースが躍り出たようである。
 
疑獄事件ならともかく、政治資金報告書の不記載という事件で大物政治家を引き下ろし、政争を煽るマスコミの姿勢にも賛成できない。
 
今回の焦点は検察が二度も不起訴にした事件を、検察審査会が二度も異議を唱えたということに注目しなければならない。
 
国民としての理解は、起訴の決定は検察より検察審査会が優位な立場と考えればいいのかということである。
 
裁判員制度のように、国民が直接裁判員に選定されることは画期的で大賛成だが、なぜ検察レベルで判断が異なるのか理解しがたい。
 
日経で小沢氏の離党か議員辞職の緊急アンケートを取っているが、マスコミの記事だけでは容易に判断できないので感情論であまり答える気がしない。