発つ鳥、跡を濁さず

先月27日深夜、御年86才の母が他界しました。
 
遠方の入院先からの突如の訃報でしたが、回復に望みをかけていたので一瞬戸惑いし驚きました。
 
家族葬として、本人のごく近親者のみに連絡して最後は葬ってあげました。
 
彼女の人生から教えられたことは、家族を生涯大事にしなければならないという悲願だったように思います。
 
唯一遺品としてわたしが持ち帰ってきたのは、施設の部屋を整理しているうちに見つかった数々の日記帳でした。
 
彼女が立派な最後だったのは、わたしの知る限りこれまでの人生で金銭的に他人にご迷惑を一切かけなかったことです。
 
これからゆっくり彼女の回顧録を読むのが、目下わたしの最大の楽しみのひとつです。
 
多分わたしの悪口でも聞けそうです。