自己顕示欲より高いものを目指せ!

luckycherrymame2010-03-26

ある小説の主人公が、自分の息子へしきりに自己顕示欲より高いものを目指せと幼少時から教え込んでいる。

お釈迦さまも弟子の自己顕示欲を徹底的に潰したようだが、実際なかなか上を目指せと説いても理解して実行出来る人間は少ないと思われる。

つまり言わんとしていることは、自己顕示欲が先に立つと人間はそれ以上成長しないということだろう。

自己顕示欲ばかりが目立って周囲から学ぼうとしない人は、己を振り返り反省する事もなかなかできないのである。

もっと人間力を磨くためには、崇高な目標を抱き続けて人のために社会のために生きろということを、小説の主人公は可愛い我が子に教えているのであろう。

わかり易くいうと、人間は生きていく上で周囲の人々のために生かされていると考えて、人を思いやる心を持たなければならないということを伝えているのだと思うのである。