中小企業に活気あり?

昨日は20年前からお付き合いのある異業種交流に参加しました。

ちょっと驚いたのはこの不況期の中、参加者が思ったより多かったことです。

神奈川県は大手企業の密集地でこれまで大手の下請けで十分に食べてこれた地域でした。

しかし現在は円高とアジアを中心とした新興国の台頭で、ものづくりにおいては内外価格差を背景に海外企業との競争を余儀なくされています。

一昨年の米国発リーマンショックの衝撃はものづくりの国内中小企業へ急激な直接的ダメージを与えました。

でも国内の中小企業は長年の景気変動を乗り越えて今日も歩み続けています。

今まだ不況の底から脱していない状況にもかかわらず、新たなビジネス分野の切り開きに挑もうという意識を久々参加した今回の集まりの中で感じました。

ひとつ印象的だったのは若い人たちの元気さでしたが、産業の構造改革にはこれが一番必要だと思いました。