キリンとサントリーの統合破談

キリンとサントリーの統合破談は、グローバル市場に打って出る

日本発の国際企業として非常に残念だった。

理由は合併比率がすべてを包含しているのだろが、未だに創業家

が経営権を手放さないサントリーの体質にも問題は無いだろうか。

非上場とは言え、マンモス企業において創業家の持株比率が90%

以上ならば上場企業との経営統合はなかなか難しいと当初から予

想されていた。

統合を可能とするならば、創業家の思惑を外さなければ新しいホ

ールディングカンパニーはうまく機能しないだろう。

交渉ごとは私欲を捨ててお互いに一歩譲る姿勢がないと成立しな

い。

昨今のニュースを見ていると、外交や交渉ごとが不得意なのが今

日本丸の実態のような気がする。

もっとタフネゴシエイターにならなければ・・・