繊細さは人から見えない
人は他人のことを中々理解できないものである。
かつて北海道のヒグマと言われた中川一郎元代議士も原因は定かではなかったが、自殺でこの世を去っている。
昨日、父親の後継だった昭一氏の急逝が報じられ、ふと昔のことを思い出してしまった。
中川一郎氏の死去以降、中川家と当時秘書だった鈴木宗男氏の後継者争いは記憶に新しいが、その流れは今日まで続いている。
相続争いというものは骨肉の争いと揶揄され政治の世界でも語られて久しい。
適任だと他人が決め付けても実際どうかと思うし、世襲を常態化させない大人の国になってほしいものである。
人は見かけによらないとは、どうやら真実のようであるのであまり内面には触れないほうがよいのだろう。