せっかちな国民性を生かす

今回、国民が待ちに待った衆議院選挙がやっと終結した。

本来、2年前に解散されてもよかったのだが、国民性がよく理解されていなかったのだろう。

かつて旧国鉄、JRのCMソングに♪狭い日本、そんなに急いでどこへ行く♪というものがあった。

日本の鉄道ダイヤルほど、秒単位で正確に運用されているケースは世界に類を観ない。

日本人は元々からせっかちな民族なので、時間を守るのが当たり前という考えが根底にある。

今回のように、総理が解散権を行使できないのなら、早く政権を代わってほしいと国民の誰しもが願うだろう。

アメリカ人のように1年以上にもわたって、大統領選挙でゆったりお祭り騒ぎをする習性は日本人には無い。

せっかちだからこそ、選挙開票もスピードがあるし、その後の心の切り替えも早い。

日本人は、これからもあらゆる面でせっかちな特性を生かせばよいのではないかと思う。