ゆとり教育が格差を生んだ？

連休中に中学の教頭をしている友人と話す機会があった。

未だに10年前くらいに施行されたゆとり教育の悪影響が消えないとのことである。

あと３年は元にレベルに戻るまでにかかるという。

文科省の役人が世論の反発にも抵抗して机上で考えた施策だが、教育現場と社会に与えたマイナス面は大きいようである。

憲法は教育を受ける権利を保障しているが、所得の格差により教育の不平等は現実化しているのではないか。

現代であれば、他の国家予算を削ってでも少なくとも高校までは公教育として無償で教育を行うべきである。

学力競争は教育上非常に大事だが、受験競争のための塾の乱立は地域間格差とともに家計所得の格差を教育に反映していると考えられる。

もっと学校教育のレベルを上げて全国均一な補習の強化を学内で施すべきであると思う。